2023年5月11日の朝ドラ『らんまん』のセリフにぐぐっと来ました。
その一部を抜粋します。(聞き間違いがありましたらすみません)
雑草についての会話です。。
A「誰の目にも入らねぇ、入ったとてうとまれ、踏みにじられ、踏みにじった事も誰も覚えてねぇ、
雑草なんか生えててもしょうがねぇだろうが」
主人公「雑草言う草はないけ、必ず名はある。
天から持って生まれた唯一無二の名があるはずじゃ。
草花に値打ちが無いな、人が決めつけな。
わしは楽しみやがじゃ。
わしが出会うたもんがが、何者かをが知るがが。
わしは信じちゅうけ。
どの草花にも必ずそこで生きる理由がある。
この世に咲く意味がある。
必ず。」
(『らんまん』29話より抜粋)
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私も、自分に価値が無いなと感じる事があります。
誰にも大事にされてない感じがして、人の役に立っていない気がして。
そんな時はないですか?
草花は、もしかしたら、誰にも気付かれず生えて枯れて一生を終えているかもしれません。
けれど、ちゃんと自分に適応した場所、気温、次期などが整わないと、そこには生えて来られないのだと思います。
そして、自分は気付かれなくても、次の世に子孫を残しているかもしれません。
知らない人の心を癒しているかもしれません。
どこに影響しているのかは、目に見えて分る事も、全く気付かない事もあります。
それでも、影響はあるのだと思います。
写真は、アイくぅーかんの駐車場に毎年生える草花です。
ある程度したら見苦しくなるので、抜くのですが、
それでも、毎年この位置にかわいらしい花を咲かせてくれます。
そして、先日も、クライエントさんが「かわいいですね」と言われていました。
命の重さは全ての生き物、平等なのだと私は思っています。
このドラマは、植物分類学者の牧野富太郎さんの生涯のお話ですが、
毎回、命の大事さと触れあっているような気分になり、
私にも価値があるのかもと思えて、大好きなドラマです。