
印象に残ったのは、
薬物依存症の本当の治療は”繋がり”という事です。
薬物依存になられている方の多くが、幼少期からの辛い経験があるなどデーターが出ているという事です。
警察に捕まる事で社会に戻りにくい環境にあり、再発が多いそうです。
薬物依存症を救えるのは、
社会、人とのつながり、受け皿により、薬物依存から脱出できる兆しがある事を、ネズミの実験で証明されていました。
薬物依存になっているネズミを、1軍は、孤立した場所に、2軍は多くのネズミの中に入れます。
そして、モルヒネの入った水と普通の水を与えると、
1軍はモルヒネの入った水を飲み続けます。
2軍は、他のネズミたちのように普通の水を飲み始めます。
松本先生たちが全国に薬物依存症の人達の受け皿を作られています。
受け入れる事、回復を応援する場所や人が増える事で、抜け出せる人が増えて行くだろうと感じました。

