こんな事を勉強しています・・・”子どもの心の傷と依存症”

オンラインセミナーで国立精神・神経医療研究センターの松本先生の講座を受講しました。

主に子どもの薬物依存について、
現状の様子(データ)と、
薬物依存になる子どもの心についてと、
そのサポートの仕方のお話でした。

薬物と言っても、今多量に摂取されているのは、
昔のような危険ドラックではなく、
薬局で売ってるよくCMで見る風邪薬や痛み止めなどの薬の多量摂取で、
気持ちを和らげる物質が入っている為、
現実に苦しんでいる子どもたちが求めているとのこと。

目から鱗でそう言われてみればと納得したのは、
薬依存になりやすいのは、
定期薬より頓服の方だと言う事です。
確かに、しんどい時に飲むので、
依存性を生みそうです。

ネズミ🐀の実験でも、
孤独で閉鎖的な方が、
自由でたくさん仲間がいる楽園よりも薬物依存になりやすいとデータに出ているそうです。
そして、改善するのは、
その孤独なネズミを楽園に入れてやる事で、
ゆっくりみんなと馴染み、
みんなを真似て
みんなと同じノーマルな水を飲むようになっていました。
急速な変化を望まず、
否定せず、
の、関わりが大事との事でした。

印象的だったのが、
“依存症”の対義語は“つながり”と言われた事でした。
社会に繋がるサポートをしていきたいと感じました。