ヒプノセラピー(催眠療法)

ヒプノセラピー

記憶・想像の世界、海のような広い世界・・・それが潜在意識です。
その潜在意識を知る旅・・・それがヒプノセラピーです。

記憶・想像の世界、海のような広い世界・・・
それが潜在意識です。

その潜在意識を知る旅・・・
それがヒプノセラピーです。

催眠療法の種類

◎ヒプノセラピー

テーマを決めて、薄暗くして、眠る前の雰囲気を作り、その中で、形式を持って催眠誘導をし(15分以上のリラックス誘導が入ります)、催眠に入れて行きます。
深く入る事が出来ますので、前世や未来世など、魂レベルでのセラピーも有効です。

◎エリクソン催眠

もちろん、催眠誘導をしてから催眠に入れる形式もあります。
しかし、それだけではなく、潜在意識の状態をセラピストが見抜き、いろいろな指示をしたり、宿題を出したりして、本来の相談者の目的をいつの間にか改善するように誘導していたり、話をしている中で、自然に催眠に入れている場合もあります。
催眠に入れないとか、怖いというイメージがぬぐいされない方にも有効です。

※詳しくは、ご予約の初日に、1時間あまりかけて説明をします。
最初に持たれている催眠のイメージを一旦ゼロにしてもらい、正確な催眠を理解して頂き、不安を取り除いて安心して受けて頂くためです。

どんな事をするの?

ヒプノセラピー風景

ヒプノセラピー(催眠療法)とは、催眠状態にし、人間の持つ無限の可能性を秘めている部分(潜在意識)へ語りかけます。

催眠状態とは、起きている時に活発な表面意識(顕在意識)を休ませ、脳波のα派が出ている状態を言います。α派は、リラックスしていたり、集中力が高まっていたり、創造力豊かだったりする時等に出ています。

催眠療法では、セラピストが人工的にα派の状態に誘導していきます。

催眠状態の時、顕在意識では忘れていた感情・感覚・体感の記憶をリアルに思い出し、経験する事が出来ます。またイメージ力が豊かになります。

そこで、原因追究やイメージをし、必要に応じて感情を癒したり、解放したり、手放したりして来ます。

年齢退行催眠

今世の過去の記憶をたどります。今の現象のある原因などが判ります。原因を癒してくるセラピーもしてきます。

前世療法

前世の記憶をたどります。今に影響のある過去世から、今をどう生きたらよいかという気付きにされたり、中間世(前世と今世の間)で決めた今世の役割なども知ったりする事が出来ます。
ただし、それは今世で変える事も可能です。

未来順行

今が変わるとどう変わるかを確かめるために、3カ月後とか3年後とかの未来を体験します。

未来世療法

来世がどうなっているかを体験します。今が変われば来世も変わります。今の気付きを促すセッションです。

インナーチャイルド

「内なる子ども」と訳します。誘導に従って自分の中の子供の部分に会いに行くイメージをします。インナーチャイルドの様子を見て、天真爛漫元気ならば問題無いのですが、寂しがっていたり、悲しがっていたり、幼少時代に甘え足りていなくて成長を止めてしまっていたりと、元気が無いようならば癒していきます。インナーチャイルドは誰にでもいます。周りの人を見ても、少年ぽい部分、少女っぽい部分を感じると思います。その部分です。そして、その子供の部分は、特に対人関係に影響があります。

サブパーソナリティ

「自分の中の別人格」という意味です。多重人格とは違います。友達の前での顔、親の前での顔、恋人の前での顔、職場での顔など、いろんな顔があると思います。その部分に会いに行きます。病気や悩みは、自分の中にある矛盾から起こります。自分の中にいる別の思いを持った自分に会いに行くイメージをします。そして、どうしてそうなっているのか、本当はどうしたいのか、他に方法はないのかなど、話し合い、折り合いをつけて矛盾を無くしてきます。

ハイヤーセルフ

「自分の中の自分」「大いなる自分」「崇高なる自分」、簡単に言うと「自分の中にいる神様」です。
その方は自分のすべてを受け入れ、応援して下さる方です。その方に会いに行くイメージをします。そして、「今の自分でいいでしょうか?」「この先、どうしたらいいのでしょう」など知りたい内容の質問をして、お言葉をもらいます。この方は、あなたの魂の応援者です。

チャクラの浄化

7つのチャクラの状態を確認します。チャクラとは、身体に、それぞれの色を持った、精神と身体のバランスを取っているツボのような物です。ヒプノセラピーでは、体の縦一列にある7か所のチャクラのポイントを見てきます。そこを見に行って、ゴミがたまっていたり、汚れていたりしたら掃除をしてくるイメージをします。

ヴォイス・ダイアローグ

病気や感情面などにアクセスして、それらの声を聞くイメージをします。

※他にも、イメージの世界なので、いろんなイメージをしていく事は可能です。臨機応変に、その時の問題によってイメージします。
※それぞれにテーマを決めて、知りたい所に行きます。

催眠状態ってどんな感じ?寝るのではないの?

睡眠と催眠は違います。睡眠は、脳波でいうと、シータ波からデルタ波に向かう状態です。そうすると、顕在意識の働きを止め、潜在意識のみの状態になります。潜在意識は、記憶・想像の世界、夢の世界なのです。催眠は、潜在意識プラス顕在意識の働いている状態を言います。なので、自分が何をしているのか、何を喋っているのか、判っている状態です。

それは、特別な状態ではありません。1日平均10回位は催眠の状態に入っています。好きな音楽を聞いてリラックスしている時、TVを観たり本を読んだりして集中して想像力豊かになっていたりする時です。

さらに、催眠療法の場合は、半分眠り、半分起きている状態だと思ってください。リラックスして、寝る前のうつらうつらしている感じ、起きがけのまどろんでいる感じになります。

体験された方の多くが、「不思議な感じ」、あるいは「入っていなかった」という感想を言われます。

しかし、テーマを決めて催眠に入りますが、カウンセリングでそのテーマを話しても、到底出てこない幼少時代の思い出が出て来たりします。その事すら、自然なので、「入っていない感じ」に受け取られる事があります。

安全ですか?

ヒプノセラピーは、別名イメージ療法とも言われており、イメージをしている時に出るα波の脳波とも関係があります。
現実感よりもイメージ力が強い状態の統合失調の方、被害妄想の強い方、現実逃避の激しい方、妊娠中の方、てんかんなど脳波の乱れがある方、発達障害や知的障害の診断を受けられた方は、悪化を防ぐためにカウンセリングをお勧めしています。

半分起きていますので、自分が何をしているのか、どんな状態なのか判っています。催眠に入れるのは、クライアント(相談者)が望んだ場合だけです。望まない場合や拒絶した場合は催眠には入りません。

また、催眠では、原因追究をする場合もありますが、その時にそれを見るのはまだきついと感じると、ブロックが入ります。ブロックが入っても、少しはつついてみます。たいがいは、その日に見られる事が多いですが、たまに、今は見るのが怖い状態の人がおられます。その場合は、無理にこじ開ける事はしません。もう少し軽い問題から解決し、力を付けてから、再度チャレンジをしたら良い事です。ご安心ください。

どういう効果がありますか?

催眠療法は、直接潜在意識へ語りかけるので、心の問題、健康の問題、さまざまな悩み、また目標達成、願望実現など、かなり有効な手段です。

自己探求 生きる意味の探求・生き方の見直し・自己愛、存在の確認・恐怖心の克服
自己対話 自己の本心の理解・人生の目的・記憶、思い込みの確認と解放・誘導瞑想
自己好奇 幼児期の再体験・前世、未来を知る・意識の可能性を知る・変容意識体験
潜在能力 運動能力・各種才能の向上と強化・学力、成績の向上・願望達成全般
能力向上 日頃から、気付きに対して意識て行動をしていきます
習慣改善 禁煙・禁酒・暴食・ダイエット・偏食・夜更かし・爪を噛む等の癖の修正
習慣形成 早起き・規則正しい食事・読書、運動、スポーツ等の習慣化
気質性格 ストレス・激怒・罪悪感・劣等感・内向、弱気・悲観・人間関係の改善
自律神経 不眠・肩こり・身体の疲労・体の痛み・嘔吐感・冷え性・敏感性症候・多汗
各恐怖症 緊張、あがり、吃音、赤面、対人、異性緊張癖・心配性・電話、書類、恐怖等
心理心因 不安症・過食・拒食・手足の震え・潔癖症・心臓神経症・過敏性大腸症候群

効果ははっきり判りますか?

まれにはっきり効果が判る方もおられますが、催眠は無意識(潜在意識)に語りかけますので、無意識に改善されている場合が多いです。
そうすると、改善されていても自然に行動が取れているので、気付かれない事があります。
病気が治るような物だと思ってください。風邪を引いた時、しんどいから病院に行ったり薬を飲んだりしますが、治った時は、気にならなくなった時だと思います。その状態に似ています。
なので、次のセラピーに来られた時、前回のセラピーからは「何も変わりません」と言われる事が多いですが、話をしていると「以前はなかなか出来なかったのに、この度は勝手に出来ている」事に気付かれる場合も少なくありません。

どういう時に受けたらよいですか?

基本的には、悩みや改善したい物がある時はOKです。
特に、頭で判っていても感情が先だって行動が出来ない時、過去の事に縛られて前に進めない時、どうしてその状態になったのか知りたい時、嫌な習慣が付いて止めたい時などに向いています。
本来の自分の思いを知りたい時も有効です。

生まれてから7歳くらいまでに潜在意識が形成されていきます。その間に、その環境で生き抜くための知恵を本能で身につけます。例えば、厳しく怒る親がいるなら、怒られないように顔色を見る知恵を付けます。
幼い頃には生きて行くために必要だったやり方も、大人になり環境が変わると必要が無くなるのですが、幼少時代に生きて行くための知恵だったので、簡単には取り外せません。そうすると、本来の自分を出しにくく、生きているのに楽しめない状態です。苦しかったり、そんな自分が嫌だったりします。
長年身に付けた習慣を取り除く事は大変困難です。自然に当たり前に行動してしまっているからです。
そんな時、ヒプノセラピーだと、その癖の原因の場面に飛び、今の自分なら理解している事を、幼少時代の自分に教えてあげる事も癒してあげる事も出来ます。そうする事で、当時の囚われた癖から解放されていきます。
また、生まれて来た意味を知りたい時、大事な人や嫌なのに関わりが深い人などの因果関係が知りたい時、今の自分は自信がなくても、自信ある人生を歩んだ経験を体験したい時など、魂の記憶を知るとか、今のままでいると来世の自分はどうなるかなど世をまたいだ内容には、カウンセリングでは到達出来ない前世療法や中間世療法や未来世療法が向いています。

どれくらいのペースで通えばよいですか?

決まった期間はありませんが、理想的なのは、1週間から10日に1回のペースです。
催眠は、暗示という方法が組み込まれています。暗示を入れるには、繰り返し行う習慣性も大事です。
また、催眠自体に慣れて頂くためにも、上記のペースをお勧めします。

どれくらいで改善されますか?

かなりの個人差があります。
同じテーマでも、その方の問題や意識の持ち方で随分改善の期間が変わります。
もちろん、シンプルな問題だと1回で解決する事もあります。しかし、複雑に問題がいくつも絡んでいる場合、随分時間のかかる事もあります。絡んだ糸をいっぺんにほどこうとすると、より絡んでしまいます。一つ一つ糸をときほぐす必要があります。
また、どこで終了するかも、ご相談者によってさまざまです。
一つの問題が解決したらとりあえず終わられる方と、一つの問題が終わっても、その後、別の問題が発生した時に一人で解決する事が不安な場合は、一人で大丈夫になるまで通われる方もおられます。また、自己メンタルのために、自分を保つべく自分と向き合うために期間を空けてでも定期的に通われている方もいらっしゃいます。

何か注意がありますか?

統合失調症や境界性人格障害の診断を受けられている方、被害妄想の激しい方、脳波の乱れがある方、妊娠をされている方、発達障害や知的障害の診断を受けられた方などは、状態が悪化しないように注意が必要ですので、その場合はカウンセリングを受けられ、セラピストと一緒に今後の療法を考えましょう。

テーマの改善以外に変化する事もありますか?

催眠は人間の可能性を秘めたいわゆる、「火事場の馬鹿力」という部分=潜在意識にアクセスしますので、閃きや直観が鋭くなる場合があります。そうすると、自分の夢を叶えるのにとても役立つ事になります。
中には、かなりまれですが、開眼をされ、チャネラーになられた方もおられます。
もちろん、そういう物が邪魔な時は、閉じる事も可能です。